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342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 7/30 6:27:35.45 ID:GgrFnniw0
失礼ながら、書かせてもらった。即興なんで、矛盾点とかは・・・
即興のクセに長くなってしまったので、二回に分かれての投下、許してください。
ピリリリリリリリリリリリ・・・
住宅街のとある家の二階にある一室。目覚まし時計から喧しい電子音が鳴り響く。
女「ううぅ・・・起床ぅ・・・」
その音により(嫌々ながら)目を覚ます少女がいた。
少女はタオルケットに包まったまま腕を伸ばして目覚まし時計を叩き、しかし音は止まず、何を思ったか、いきなり掴んで思いっきり壁に投げつけた。
がしゃーん!という破壊的な音が響き、その音に驚いて少女は目を覚ます。
女「わぁあああぁ!?なぁ、なんだあああああ!?」
ベッドの上で身を起こし、目をこすりつつ、壁際に落ちてる壊れた目覚まし時計(八代目)を見る。
女「なんだ、目覚ましか」
少女はそう言うと、まるでそれが日常茶飯事であるかのように今はもう動かない目覚まし時計(八代目)を拾い上げ、壊れていることを確認した後、ドア近くのゴミ箱に入れる。
その後、軽く伸びをし、急いでキッチンに向かう。今日はいつもに比べてかなり早起きだ。理由は、男に弁当を作るためだ。
女「今日こそは男が食べたくてたまらなくなるような弁当をつくるぞおおおおお!だれにも邪魔はさせぇぇぇぇぇん!!」
と、早朝から(近所迷惑な)大声で張り切る少女。
女「精がつくものを食わせればあああああああ!男も元気になり、私と身を重ねる気になるはずだあああああ!」
独断と偏見と愛と情熱でひた走るのは構わないが、果たして男は喜んで食べるだろうか。
本日の食材は、ニンニク、卵、レバー、ニラ、納豆、とろろ芋、銀杏やめかぶに牡蠣にマムシの干物にシジミにアサリにマグロにすっぽんの血とおまけに養命酒。
・・・果たして、男は喜んで食べるだろうか?というか、コレはもはや弁当の域を超えてしまっているのではないか。
せっかく料理が上達してきたというのに、先走りすぎてしまっている。
女「調味料は愛だああああああ!隠し味は愛だあああああああ!食後のデザートは私だああああああああ!!」
だが、彼女の心には疑問というコトバはいまや存在していない。
あるのは、ある一つの感情だけ。
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