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298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 7/31 21:46:21.87 ID:Q2FnLjwAO
俺はドアノブを握りしめた。
なかなか開けられない。正直不安だった。
両親は俺を認めてくれるだろうか……ってあれ?ちょっと待て。
何で俺がそんな心配をしなければならない!
俺は適度な勢いでドアを開けた。
4人用のテーブルに女とその両親が座っている。
母「はじめまして。女の母です。」
父「父です。」
女「どうだ!?カッコいいだろう!?」
女はテーブルに手をついて引っ越したばかりのメイのように跳ねている。
母「いつもうちの娘がお世話になっております。」
男「…い……いえ…」
母「本当にご迷惑ばかりおかけしているみたいで……」
女「そ…そんなことはない!!!」
衝 撃 の フ ァ ー ス ト ブ リ ッ ト を 受 け た 。
衝撃なんてものじゃない。
この親からこの娘が産まれるなんて信じられん。
俺の脳裏には米澤先生親子と「マルバツマルマルメンデルのアホー」と叫ぶ榊先生が浮かんでいた。
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