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348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 7/31 22:31:52.15 ID:Q2FnLjwAO
俺は覚悟を決めて口を開いた。
「毎日大声で俺を呼ぶのを始めは迷惑に思っていました。
毎日作ってくれる弁当も、最初は鬱陶しく思っていました。」
だが―
「女が学校を休んだ時に……初めて自分の気持ちに気づきました。俺は女を愛しています。」
女が顔を赤らめるのが視界の端に映った。
「俺は……何度骨を砕かれようとも女を愛しています。これは…この気持ちはウソじゃありません。」
俺は言い終わると女の方を見た。
顔を真っ赤にし、自分の肩を抱いて震えている。
その姿がとても愛しく思えた。
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