新10 1-
641:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/1 3:7:47.81 ID:CC5ULPa60
「よしっ!!ここかぁーー!!」
女は家から電車に乗って30分
徒歩で20分ほどの所の隠れた名店と名高い羊羹屋についていた
早朝だと言うのにも拘らず羊羹屋の前にはすでに何人かの列ができていた
「おばちゃん!予約していた者だ!!」
女は列を無視して店の店員に話しかけた、が
「うちの店は完全予約制ですよ」
女はしばらく沈黙すると・・・大人しく列に混じった
「予約していたものを取りに来た・・・」
何故か少し声が小さい、さっきの事が少し恥ずかしかったようだ
「はいはいー、商品名は
《異性のハートを奪っちゃう★特別製芋羊羹》で、間違いないかい?」
「それで間違いないぞ!!」
「それじゃあ、御代は5250円になるよー」
女は自信満々に財布からお金を出すと
「お釣りは要らん!!」
と答えると、脱兎の如く走り去った
「5300円出されてお釣りは要りませんって言われてもねぇ・・・」


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