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72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 7/31 16:58:15.31 ID:R++UFxIX0
男「・・・・・・・・・殺気」
女「男ぉぉぉおおおおおおおっ!!!」
飛び込む影。ひょい。避ける男。
グワラガッシャーンッ!!!
女「避けるなああああぁぁぁぁああああああっっっ!!!」
男「お前こそ飛び掛ってくるな」
女「この滾る男への情熱! 愛!! 減速などとは無縁なのだよ!!!」
男「分かったから血ぃ吹き出しながら叫ぶな。ホレ手当てしてやるからそこに座れ」
女「なんの! 私の男への激情を持ってすれば!! こんな傷の一つや二つ!!!」
男「座りなさい」
女「はい」
テキパキと治療を進める男。しばらくされるがままだった女が口を開く。
女「男!」
男「なんだ?」
女「その、なんだ! そう! 男はなぜ救急道具を持ち歩いてるんだ!?」
男「変か?」
女「いや! 男のやることに変なことなど一つもあるはずが無い!! だがしかし!!!」
男「お前、俺と絡むといつも怪我するだろ? だからだよ」
女「へっ!? ・・・ということは、私、の、ため?」
男「そうなるな」
女「・・・・・・・・・ぅぉおおおおとぅおおおぉくぉおおおおお!!!!!!」
男「分かったから泣くなくっつくなベアハッグをするなシャツで鼻をかむな!」
女「ビエエエエエエエーーーーーーーーンンンンッッッッ!!!!!!!」
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