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125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/3 3:7:22.00 ID:cR7n6TXK0
後日談
数年後、男友は出所した。
頬は痩せこけ、目は充血し、髪は無造作で汚らしい。
その顔に若き日の青年の面影はなく、今やただの中年と化していた。
とぼとぼと歩く彼の心には若き日に犯した罪の後悔と憤怒が渦巻いている。
人々は彼の形相とその風体に嫌悪を抱き、近寄ろうとはしなかった。
ましてや彼に住居を貸すものなどいなかった。たとえ貸す人がいたとしても彼にはその金が払えるはずも無かったが。
彼は橋の下にダンボールを集めて住居を作った。
とても住居とは言えない。みすぼらしいものだった。
水に濡れればすぐに使えなくなる。風が吹けば吹き飛ばされる。
お世辞にも家とは呼べないだろう。
彼は働きどころが無かった。彼に仕事を与える者などもいるはずがない。
当然金も無い。食糧を買うお金がなかった彼は橋の下に流れる川に入り、
食えそうなものがないか漁る。一年中だ。どんなに寒さが厳しくても彼は生きるためにしなければならなかった。
そうしなければ死んでしまうから。
もしくは、店裏にあるゴミ箱を漁った。骨だけの魚、食いかけの肉、ドッグフード・・・
食べられそうなものならどんなものでも食べた
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