新10 1-
500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/4 23:29:49.77 ID:s2uY4Oyn0
〜滑り終わって〜
女「(ブクブクブク、プハーッ!)男、わざと手を離したな!? 一体なんで―――」
男「あー、文句は後で聞くから、まずは早くこれ着けろ」
女「え? これわたしのビキニのブラ? ……きゃあ!!(ザブン!)」
客1「なになにー? 誰かビキニ落としたのー?」
客2「ちきしょー、見逃したーっ!! せっかくハクいスケ(死語)だったのによー!!」
監視員「館長ゥー! 館長ゥー!」
女「///」
男「やれやれ…」
〜プール帰りの公園〜
女「ヒック…グス…」
男「いい加減に泣き止めよ」
女「だって! …せっかくのプールだったのに、あんなことになったし! それに、伝説のスライダーじゃ失敗しちゃうし!!」
男「いいじゃねえか、伝説のスライダーなんて」
女「え…?」
男「たった一度の成功失敗で二人の運命が決まっちまうなんて、胡散臭いことこの上ない。それに、俺達がくっつくのくっつかないのは、
どこかの誰かが勝手にああこうだと決め付けられるものなのか?」
女「男…」
男「少なくとも、俺はそんなのは嫌だ。お前だってそうじゃないのか?」
女「…うん。うん!」
男「(クス)やれやれ。泣くか笑うかどっちかにしろよ」
女「じゃあ、笑う!
…ふ、ふはははは! そうとも、伝説などわたしにとっては乗り越えるべき障害に過ぎぃぃぃん!!
そう、伝説はぁ塗り替えるぅもの〜♪なのだぁぁぁぁぁ!!」
男「立ち直り早っ!」

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