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694:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/5 6:29:41.90 ID:SsIl2Gld0
>693 続き
蒸し暑い体育館内は校長のマイクと蝉の鳴き声しか聞こえてこない。
これもやっぱり、ある二人の近くを除いては。
女「やっぱ海かプールだよなッ!!いや、山も捨てがたいッ!!」
男「話なら終業式が終わったら聞いてやるから」
こんなやり取りをしているうちに、1時間にも及ぶ校長リサイタルショーはようやくフィナーレを迎えた。
当然だが、アンコールはない。ブーイングなら全員が心の中でしているだろう。
教室へ帰る道中、いつものメンバーで、いつものノリで会話。
男友「やっと終わったー。ああ、シャバの空気がこんなに涼しいなんて」
男「そのまま体育館に幽閉されてりゃよかったのに」
男友「ちょwwそんな言い草ねーだろー」
男「日ごろの行いが悪いからそう思われるんだろ」
女「だな!!!」
女友「うんうん」
男友「女友まで・・・(´;ω;`)ウッ…」
いつもと違うのは、当分の間こんな会話が出来なくなる事だ。

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