新10 1-
708:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/5 7:30:25.81 ID:SsIl2Gld0
夏休み初日は雲ひとつ無い快晴だった。どこかへ出かけるなら絶好の空だ。
むしろ絶好すぎるせいで、気温はうなぎ上りだった。
暑くなれば冷たいものを求めるのは当然の衝動。
当たり前だが海水浴場にも、その余波が来ている。
男「なんという人の多さだ」
男はTシャツを着ているが、何もしてないのに人の熱気で汗だくだ。
女「夏といえば海ッ!!!人類皆兄弟ッ!!!!」
男「話が繋がってないぞ」
女は既に水着姿だった。
艶やかな白色のビキニは、女の体に見事にマッチしていて、海水浴場のほぼ大部分の男の視線を釘付けた。
当然のことながら、ただ一人を除いて。
男「なんつーか、人が多すぎて海に入りたいと思わねぇ」
女「なっ!?ここまで来てそんな事言うのか!!?」
男「そんなに海に入りたかったら一人で行って来い。俺はここの日陰から見てるから」
女「いいよ!!一人で入ってくる!!!男のバーカ!!!ドラキュラ!!!」
男「あー、俺はドラキュラだよ」
この暑さは、ドラk・・・男もおかしくさせたのだろうか。

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