新10 1-
717:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/5 8:8:15.15 ID:SsIl2Gld0
>716からの続き
女「でも明日から寂しいなぁ・・・。あ!!!いい事思いついた!!!」
男「?」
女「男のバイト先に、私も行くぞおおおおお!!!」
凍りついた。見事に一瞬思考が停止した。
男「・・・は?」
女「もちろん客としてだけどな!!!」
男「いや、ちょっと待t 女「いやー、楽しみだああああああ!!!!!」
こうなった時の女は、絶対に止めることが出来ないのを男は知っている。
だからこそ、先ほど一瞬停止してしまった自分の思考を恨んだ。
女は子供のようにワクワクしながら、飛び跳ねている。
男「明日以降、何も起こりませんように・・・」
絶対何か起きるに決まっている。それも男は承知の上だ。
だからこそ、自分に言い聞かせたかった。
―――夏はまだ、始まったばかりだ。
【素直ヒート〜この世で一番大切なもの〜】 第1章・終

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