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906:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/5 15:51:28.08 ID:TX4fKIn50
〜世界名作童話シリーズ・赤ずきん〜
昔々あるところに、お母さんと二人で暮らす女の子がおりました。
その女の子は燃え立つような気性を表した真紅のずきんを愛用していたことから、赤ずきんとあだ名されていました。
ある日のこと、赤ずきんはお母さんからお使いを頼まれました。
女友「赤ずきん、ちょっとお願いがあるの。このバスケットに入ったケーキとぶどう酒を、お見舞いの品として
森のお家にいるお婆さんまでとどけてくれないかしら」
女「ふっ、任せろ! しかし、病気のお婆様と同居せず森の中の家に押し込めるなど、我が家ながら人間関係がドロドロしているな!!」
女友「……原作の設定にツッコんでないで、早く行ってらっしゃい」
女「うむ。善は急げと言うしな! では行ってくるぞ、母よ!」
そう言うと赤ずきんちゃんは、ジョ○ナーも真っ青の速さでお家を飛び出しました。
バスケットの中のケーキは果たして原形を留めているのでしょうか。
そうして赤ずきんちゃんが400mの世界新を更新したころ、彼女の前に、ちょっぴりニヒルでクールな魅力を持ったケモノが
現れました。狼です。
男「おやおや赤ずきん。そんなに急いで何処へ行くんだ?」
女「おおうっ! その声は男ぉぉぉぉぉぉ!!」
男「原作の設定をブッチするな」
興奮して飛び込んできた赤ずきんちゃんを、待ちガイルも裸足で逃げ出すサマソで、狼が蹴り飛ばしました。過激な愛の鞭です。

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