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320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/5 23:51:30.53 ID:x4AMP2uHO
俺は全身の力を振り絞り隣の人物の顔を見た。
……俺だった。
俺の顔をした男が隣のベッドで寝ている。
まさか…幽体離脱?などと考え込んでいると、女は俺が目を覚ましたことに気づいて声をかけてきた。
女「目が覚めたか、男友!!!」
俺はその言葉を聞くやいなや鏡をのぞき込んだ。
…そこに映っていたのは…紛れもなく男友の顔だった。
……俺は混乱しながらも…事態を把握した。
とりあえず騒ぎになる前に女を病室から追い出そう。
男友(男)「なぁ……ケガをした男を目にしてお前が静かでいられるとは思えないから…とりあえず部屋の外で待っていてくれないか?」
すると、いつもは俺の言うこと以外は殆ど聞かない女が…何故か今回はやけにすんなり納得した様子で部屋から出ていった。
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