新10 1-
391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/6 1:13:11.91 ID:89EDGHJc0
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〜発端・3日前〜
演劇部長「なんですって!? 伊集院くんが食中毒で入院!?」
部員1「は、はい。何でも韓国製のギョーザに当たったとか何とか…」
部長「クッ…この時期になんてことなの! 劇の公開は一週間後だと言うのに…」
部員2「早く代役を探さなきゃいけませんね〜」
部長「馬鹿をおっしゃい! 今更、スレンダーで美形でオマケに期日までに脚本を憶え切れる代役なんているわけが―――」
アッハッハッハッ…
男友「男って、よく見ると結構美形だよな。身体も細っこいし、化粧したら女子でも通るんじゃねー?」
男「何だよ、いきなり」
男友「オマケに文武両道で特に暗記科目は完璧なんてなー。いっぺん入れ替わってみたいぜ!」
男「(入れ替わる? どこかで聞いた話だな…)嫌に説明的な賛辞をどうも」
部長「―――いたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
男・男友「うわああああ!?」
男・男友「劇の代役?」
部長「そうなの。一週間後のチャリティー演劇で主役を張る男の子が入院してしまって…貴方には代役をお願いしたいの」
男「と、言われてもな。具体的には何をやればいいんだ?」
部長「このドレスを着て舞台の上に―――」
男「帰らせていただきます」
部長「NOォ―――ッ!! ちょっと待ってちょっと待って!! 話を聞いて、お願い!」
男「は、はぁ…(俺って押しの強い女性に弱いのかな…)」

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