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439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/6 2:54:02.63 ID:1Kwf7LXx0
女「……と、いうわけで山に来たぞぉぉおおおぉおぉおっ!!!!」
男「正確に言えば、まだその近くの駅前だがな」
男友「いやー、まさか女ちゃんの宿題が終わるとは思ってもみなかったなー」
女友「そうねー。あんたにしちゃ良く頑張ったんじゃない?」
女「!!!!?? な、なんで2人がここに!!!!?? わ、私と男の2人きりの旅のはずじゃ……」
男友「男が持ち出した賭けに勝ったんだ。女ちゃんがもし宿題終わらせたら、俺らもついてっても良いっつーな」
女「……え……」
男は女が宿題を終わらせられないと思ったのだろうか、終わらせたところで元より男は2人で行く気は無かったというのか
女「………………」
女友「(おーかた、女ちゃんと2人きりなんてシチュに耐え切れそうに無かったから私達も賭けに勝たせたという形で呼んだんでしょうけど……)」
男「何してる。さっさと行くぞ」
そんな心中なのかさっぱり読ますことなく、男はスタスタと先へ進んでいく
美容師「全くwwwwww 不器用なんスからwwwwwww」
にやにやと笑うあの存在に、男は黙って観光地名物・木刀を持って飛びかかる
商品を戦闘に使われ、店員「店長ゥー! 店長ゥー!」の声も虚しく、あの存在は空の彼方……星となって消えた
男友「ちょwwww お前何ヤッてんの!!?」
男「ああいう空気の読めない万能キャラがいると物語が破綻する。早々に排除したまでだ」
血まみれの木刀の代金を払い、男は山へ向かう
女「ま、待て男ぉぉぉおおおぉおおおっ!!!!! 置いてくなぁあぁぁぁぁああああ!!!!!!」
その後を追う女、顔を見合わせて前途多難を予感し、ため息を吐きながらも男友と女友もついていくのだった
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ir ver 1.0 beta2.2 (03/10/22)