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441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/6 2:54:38.61 ID:1Kwf7LXx0
女「緑が綺麗だなぁああぁぁぁぁっ、男ぉぉおおおおぉぉぉお!!!!!」
男「あァ、そうだな……」
無事に山に入ることの出来た4人が、とりあえずハイキングコースを散策する
マイナスイオンに満ち溢れているのか、空気も清清しい
海のように混んでもいなければゴミも捨てられていない、これは意外と正解だったのではないか
女「……! 男ぉぉおおぉおおぉおっ、こ、これ見ろぉおぉおお!!!!! かか、かわいらしい花が咲いてるぞぉおぉおぉおお!!!!!!」
何やら黄色の小花を見つけ、しきりに男にアピールしている
やかましいという顔で振り向いた瞬間、男は女の腕をはたいた
女「……!!!?」
男「お前は、先頭を歩け」
その物言いに女の勢いが衰え、理由を問えぬままとぼとぼと男の前を歩き始めた
しんと静まってしまった雰囲気に耐えかね、男友が何か流れを変えようと、この近くの地図を見た
男友「……お、この先に川あんじゃん。そこで昼食とらね?」
女友「いいわね〜、それ」
女「本当かっ!!? か、川が近くに!!!?」
先頭から女の嬉しそうな声が聞こえる
どうやら海で断念した水着を一縷の希望として持ってきているらしい、絶好のアピールチャンスというわけだ
男「駄目だ」
女「……へ?」
男友「いーじゃん。川行こうぜ。涼しくていいし」
男「駄目だ。昼食は、予定通り拓けた山頂付近で食う」
女友が反論しようとしたが、男のその圧力に負けた
楽しいはずの日帰り旅行が、どんどん重苦しい雰囲気になっていく
女「(…………男……お前は……私のこと……)」
ソ ン ナ ニ キ ラ イ ナ ノ カ ?
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