新10 1-
450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/6 2:59:55.92 ID:1Kwf7LXx0
女「…………」
ナ ン ダ ロ ウ ア ッ タ カ イ ナ ァ ァ ア
っかり
……っかり……ろ
しっかりしろ!!!
女がそっと目を開けてみる
男「おい、目を開けろ! バカ!!」
目に映ったのは最愛の人
女「……お、ぉとこぉぉぉ」
女友「目を覚ましたぁ!」
周りからおぉっと歓声が響いた
温かいのは男の腕のぬくもり、抱きかかえられているのだ
女「ここは……」
男「このバカ!!! だから俺の前を歩けと言ったんだ! いつも言ってるだろ、人の話は聞けって!!!」
女は返事をしようとし、その弱弱しい声が止まった
男「……お前の身に、何かあったら……」
唇をかみ締め、男は肩を震わせている
女「うん……今度からそうするぅぅぅ。おとこぉぉ」
男「ああ、そうか。……わかった。わかったから、もう話すな。体力を消耗する」
男の声に促され、女はまた目を閉じた
温かいぬくもりに包まれ、抱かれながら……

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