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532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/6 7:14:00.41 ID:9kUs6SCn0
>530続き
男「女友の所へ行こうか。アイツ友達少ないからそこしか行く所無い筈だ」
女「女友……。ぇーと、どのクラスだっけ?」
男「…………。お前と一緒だろ」
女「そうだったぁぁぁっぁ!!」
お願いだ、廊下で叫ばないでくれ……。周りの奴らからの視線が痛いから。
何?アイツラって目で見られてるぞ……。女友も居るし。
男「ってぇ!?女友居るんだが」
女「ぁ、本当だぁぁぁ!ぅぉーい、女友ぉぉぉぉ!!」
だから叫ぶなって。
ぁ、女友が目を逸らした。
知り合いだと思われたくないのか、女の言葉を無視してどこかへ行ってしまう。
女「……。私、無視されたのか?」
男「まぁ、そうなるな」
女「なんで……?」
男「恥ずかしいからだろ」
女は今にも泣きそうな顔になってくる。
まじで勘弁。
俺が悪者になってしまう。
男「とりあえず、教室戻ろうか。お前ももう自分の教室もどれ」
女「わかった……」
女に元気が無い。
まあ、友達に裏切られたようなもんだからしょうがないか。
男「じゃ、じゃぁな。弁当一緒に食うか?」
女「!!男から誘ってくるとはぁぁぁぁ!!」
立ち直りの早い奴だ。
そう思いながら俺は教室へ戻っていった。
でっかい忘れ物がありそうだが。
男友「……探してくれよ」

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