新10 1-
537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/6 7:37:05.76 ID:9kUs6SCn0
男友は今朝の天気予報を見たようだ。
いきなり話の流れを変えてくる。
女は流星群をいうものを知らないようで、俺は一瞬安堵した。
が、男友は次々と女に流星群の情報を仕入れる。
俺が朝畏怖していたものが現実になるのか――――
男友「――と、言う訳で流星群ってのはとにかく流れ星がたくさん降る現象の事だな」
女「う、うーーーー」
女の頭がオーバーヒートしそうだ。
しゅーという音と共に煙が出始めている。
女友「流れ星ってロマンチックよねぇ。願い事が叶うってさ」
女「!?」
今の女友の一言で女の瞳が輝きを帯びる。
ぁぁ、俺が朝回避しようとしていた事が今襲い掛かってくる……。
こいつら、わかっててわざとやってるんじゃないだろうな。
女「願い事が叶うってホントかぁぁぁぁ!?」
女友「迷信よ、め・い・し・ん。流れ星が流れきる前に3回願い事を言ったらそれが叶うと言われてるの。
お願いだ。余計な情報は与えないでくれ……。
男友「そうだ!今日の夜皆で集まろうぜ」
女友「ぉー、いいねいいね。いつにする?」
なんだこいつら、勝手に段取りしはじめたぞ……。
女「男も来るだろーー?」
男「どうだろうな、行かないかもしれない」
女「そうなのか…?私は来てほしいな」
斜め45℃による女の上目遣い攻撃が俺にHIT!
もう、逃げられません。
男「わかったよ……」
女「よっしゃぁぁあぁぁぁぁあぁ!!」

ir ver 1.0 beta2.2 (03/10/22)