新10 1-
885:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/6 20:21:43.23 ID:89EDGHJc0
男、舞台の上から重力を感じさせない足取りで飛び降りる。衣装のスカートが、空気を孕んでふわりと膨れ上がる。
女友「……キレイ」
男友「(ガバっ!)……やっぱり巫女服が似合ぁぁぁぁぁ―――」
女友「チッ、浅かったか!(バキィ!)」
男友「―――ふべら!!」
女友「しばらく寝ていなさい。これから良いシーンなんだから」
〜舞台上〜
部長「ちょ、ちょっと貴方! 戻ってきなさぁぁぁいっ!」
部員1「部長ゥ――! 部長ゥ――!」
部員2「諦めてくださいってば! やっぱりコンセプトに無理があったんですよ!」
〜舞台の下〜
女「男!!」
男「よお」
女「男、あの、いいのか? 何か、理由があってやってたんじゃないのか?」
男「いや、もういいんだ。…本当にしなきゃならないことがわかったからな」
女「へ?」
男「(肝心な時には鈍いな、こいつ)……ま、別にいいか。帰るぞ!」
女「ちょ、何なんだ今日のお前は!! 関係ないとかあるとか! わがまま過ぎるぞ!」
男「わかったわかった…今度お前のわがままも聞いてやる」
女「本当の本当だぞ!!」
男「はいはい…わかってますよ、お姫様」
女友「どっちがお姫様だっちゅーの」
男「じゃ、帰るぞ」
女「おうッ! 早速言うことを聞いてもらうぞ! 来々軒のチャーシュー麺に、吉野家の大盛りネギだくギョクに…」
男「一つずつにしろ!」
部長「エ〜〜〜〜レェ―――――ンッ!! シェーン・カムバーック!! 助けてくださァい!!」
〜続きは次スレにて〜

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