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161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/6 23:58:10.90 ID:onJ+fVVO0
(ミーン、ミーン、ミーン)
男「あー、蝉がないてら」
女「私の愛はああぁぁぁいつだってえええぇぇぇぇ男に向かって鳴いてるぞおおぉぉぉぉぉ!!!」
男「ちと黙れ」
女「…」
(ミーン、ミーン、ミーン)
女「5秒黙ったぞおおぉぉぉぉ!!!さあ、私をだきし
男「いや、それ1スレ目にあったし」
女「そんなことは気にしないいいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!
さあ、今すぐ抱きしめろーーー!!!」
男「・・・」
男はすっと立ち上がる。
そして何も言わず、ぎゅっと抱きしめる。
女「え、ええ? お、男??」
男「昨夜、あるスレを見たんだ」
女「スレ?」
男「2チャンネルのvip板・・・まあそれはいい。そこで、お前にそっくりのやつが、いろんな人達にアレンジされて書かれていたよ」
女「そ、そうなのか? それは嬉しいな(汗」
男「だが」
抱きしめる手に力がこもる。
男「そこで悲しい話をみちまった・・・物語の終わり、それも悲しい悲しい話だ」
女「男?」
女、肩に何か違和感を感じる。
それが男の涙だということに、すぐに気が付いた。
男「頼む、俺の前からいなくならないでくれ。おれの側で、いつも笑っていてくれ。
俺の側から、いなくならないでくれ」
女「・・・」
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