前 次 新10 1- 板 書
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/13 1:35 ID:/fgl1AKc
＞28の次
お互いにはじめて裸で抱き合う
男「らしくないな しのごの言わずに 暑くなればいいんだよ いつも通り。」
女「キズのなめ合いでもいい 私はもう全部見せてしまったもの
私の弱いところもおまえに全部さらけ出してしまったから・・
何だかこれで やっと対等になれた気がする
おまえはあんなに血を流してくれた キズのなめ合いでもいいよ
私にも一つくらい おまえのつけた キズが欲しいよ。」
男「お前は俺がいなくても歩いていけるよ。」
女「私は一人で生きていけるほど強くはない! 理想や夢だけで人の心は埋まらない
おまえが私を弱くした・・・私には・・・私には・・・
おまえがいなきゃだめなんだ！！！！！」
男は女をそっと抱きしめる・・・。
女「いつも・・ケガしてるな・・・いつも 私のせいで・・・
いつも血ィ流してるな・・おまえ・・バーカ・・・バーカ・・・」
男「俺はいい・・・俺のは・・・ケガじゃないから・・」
女「自分の生き方に偽りがない それだけが私の誇りだったから
男が 私にくれたものだから・・・」
そこまで聞くと・・・男は抱くのをやめ女を押し倒しキスをした。
男「しのごの考えるな 今は 生きてることだけ感じてりゃいい」
女「ま・・待って・・お願い・・もう少し・・もう少し・・やさしく・・・」
女「（私は 望んでいる・・・ 抱いてほしいと 男に抱いてほしいと 望んでいる・・・）」
男「（・・・これがオレの探していた答えかどうかはわからない・・・
でも今は・・・今は女と一つに・・・。）」
前 次 書
ir ver 1.0 beta2.2 (03/10/22)