新10 1-
200:修羅場SSカキカキ 8/9 0:17:17.28 ID:b7r+quWWO
>175 続き
眠い……。
今はその一言に尽きる。
俺の席は一番窓側。
つまり太陽の恩赦を一番受けやすい位置に居るという事だ。
日光がいい感じに俺を暖め、俺の体から睡魔を呼び起こそうとする。
そうして、俺がウトウトと船を漕いでいると不意に声をかけられた。
「おい、そこ! ちゃんと話を聞いているのか!? ちょっと前に出てこの問題を解きなさい」
どうやら俺が半分寝てたのが大分気に入らないらしく、ご立腹の様子。
だりい……。
小声で俺は呟くと席を離れて黒板の元へと向かう。
途中、長年連れ添った親友のニヤニヤ笑顔が見えた気がしたが無視した。
アイツは後で殺す。
名前……。
男とか女じゃ書きにくい。
いい名前ないすか?

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