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238:修羅場SSカキカキ 8/9 0:49:15.82 ID:b7r+quWWO
>200続き
くそ、なんだこの問題は……。
俺は黒板の前で一人唸る。
……降参だな。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥ってな。
俺は諦める事を決意し、教師に声をかける。
「あの、先せ……」
いや、かけようとした瞬間アイツは突然現れた。
走っているのか、荒々しい足音がまず始めに聞こえ。
次に耳に入ったのは「待てぇぇぇぇぇ!」という叫び声。
俺は一瞬でこの声の主が誰なのか看破してしまった。
こんな馬鹿げた事をするのはアイツしかいない。
困った表情で俺は親友の智の方へと向き直ってみる。
そこで智が俺に見せた表情は笑い。
しかも爆笑している。
笑いを堪えるのに必死なのか、俺が見ている事にさえ気づいていない。
やはりアイツは一度殴った方が良さそうだ。
俺が怒り心頭モードになっていると。
声の主はやっと教室に到着した様子。
勢いよくドアを開けて第一声。
「答えは8だ!!」
俺如きが名前は使わない方がいい?
そうなら次から使いませんので言ってください
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