新10 1-
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/9 20:36:42.41 ID:9Pn5m1QK0
数分後、俺は異変に気づいた。
「…おい、どうやら、小物が少し来るようだぞ」
「何ぃぃぃ!だが大丈夫だぁぁぁぁぁ!私達はかてるぞぉぉぉぉぉぉ!」
「…!どうやら、お前にとって戦いにくい奴らだ。アクアスライム、二匹といったところか」
「何ィィィィ!水属性だとぉぉぉぉ!私は打撃しかないじゃないかぁぁぁぁぁ!」
「あぁ…一人一匹倒すぞ、いいな?」
「もちろんだぁぁぁぁぁぁぁ!」
その返事をした後、一瞬の静寂、そして走り出す。
「風の精霊、氷の精霊。汝等の力、今ここに顕現せよ。アイスストーム!」
呪文の詠唱後、剣の先からは輝く氷が風に乗り敵に飛びついていく。
見事に全段ヒット。ある程度の体力は削れたはずだ。敵は逃げ腰のようだ。
「おい、そっちはどうだ?」
「ちょっと辛いぞぉぉぉぉぉ!援護してくれェェェ!!!」
「フン、解った。風の精霊、あの者に翼を与えよ!クイックムーブ!」
呪文を唱えた瞬間、彼女の背中には緑色の翼が生え、空を軽く舞っている。
「ありがたいぞ男ぉぉぉぉぉぉ!」
「どういたしまして!氷の精霊よ、今彼女の杖にに汝の力を与えよ!属性付加、ブリザード」
「うおぉぉぉぉ!くらえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
<ぴしぃぃぃんっぱりっ>という音と共に、スライムは凍りつき、粉砕された。
「さて、行くぞ。目指すは奴の住処だ」
「わかったぞ男ォォォォォォ!目指せドラゴンッ!うおぉぉぉぉぉぉ!」
トゥビーコンテニュード....

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