新10 1-
444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/10 2:35:59.45 ID:eDMEmb56O
今日も私は男君を見に教室まで行く。
これはもう日課になってるから誰も何も言わなくなった。
毎日教室まで行くこの時間が一番の至福。
今日は何をしてるんだろう。
今日はどんな表情なんだろう。
それを想像するだけで背筋がゾクゾクしてくる。
そして私は教室に着いた。
あ。男君が居る。
今日もクールでカッコイいなぁ。
私は一人で恍惚の表情を浮かべる。
他人の目など既にどうでもよくなっていた。
そんな幸せの時もすぐに壊れた。
あの五月蝿い小娘のせいで。
「男ぉぉぉぉぉ!!弁当食うぞぉぉぉぉ!!」
私の前で特攻をしかける糞女。
……うらめやましい……(うらめしいとうらやましいが合体した言葉)
そう考えていると不意に声をかけられた。
「教室先生、何してるんですか?」
「男キュンの観察を……アッ――」
そうして私はPTAの会議にかけられる事になった。

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