新10 1-
553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/10 12:49:41.45 ID:1qkPBucX0
>551 続き
この辺微妙に噛みあってません。ご了承下さい。
男の言葉に足を止めた女が叫ぶ。男とはまだ距離がある。
女「・・・私はっ!!!男が大好きだっ!!!男が私の全てだ!!!」
女「でもっ!!昨日の事がどうしても忘れられない!!!」
女「私はっ!!!私は、男にとって一番の存在になれないのか・・・!!?」
もはや雨か涙かも分からない目元をごしごしと拭う女。
その時、女の頭上に雨が降ってこなくなった。
女が顔を上げると、そこには傘を女に差した男がいつの間にか立っていた。
男「その事を言っておきたかった」
男「あの人は、俺のバイトの先輩だ」
男「あの日一緒に居たのは、これを買うためだ」
男はそう言うと、ポケットから綺麗に包装された小箱を取り出した。
男「誕生日、おめでとう」
女の手のひらにそっと小箱を手渡した。

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