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557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/10 13:3:40.94 ID:1qkPBucX0
>555 続き
びしょ濡れの制服姿のまま、二人は帰り道を歩く。
男「あー、そうだ、お前が望むならもう一つ誕生日プレゼントがあるんだが」
女「本当か!?じゃあ、くれ!!!男からもらえるものなら何でm
男は女の唇に自分の唇を重ねた。
男「あー、ま、今回だけだからな。うん、今回だけ」
男は少し照れくさそうに言った。
女は顔を真っ赤にしている。さながらオーバーヒートしたかのようだ。
男「ほら、早く帰るぞ!このままだと風邪引いちまう」
女「ま、待ってくれえええ!!男おおおおお!!!好きだあああああ!!!」
男の後を追いかける女の鞄には、プレゼントされたキーホルダーが既に付けられている。
二人の愛の形は、燃え盛る炎。二人の愛の色は、情熱の赤。
雨上がりの空には、綺麗に虹が架かっていた。
― 終 ―
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