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346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/12 2:36:25.93 ID:U3HjqQ5+0
一本書いてみたんで、投下させていただきます。
ヘタレな文章だけど読んでやってください。
冷静と情熱の狭間 1/2
唐突だが、俺には二人の幼なじみが居る。
面白いことに、その二人の性格は正に真逆。
一人は冷静沈着(以下、冷)。もう一方は直情径行(以下、熱)。
そんな対照的な二人だが、なぜか嗜好が似ている。
その最たる物が………
熱「男おおおおぉぉ!!!!」
ゴスッ!と鈍い音が俺の腰から聞こえてくる。
熱が俺に飛びついてきた音だ。
男「ぐぅ…熱よ……何度も言うが飛びついてくるのは止めてくれ…
あと、暑苦しいから離れろ」
腰の痛みに耐えながら、俺は熱に諭す。
しかし、この苦言に何の意味もないことは既に知っている。
熱の性格として聞き入れるはずもないし、このやり取りそのものが
俺と彼女の挨拶のような物となっているからだ。
冷「君たち二人は相変わらずだね」
唐突に物静かな、しかしよく通る声が俺たちに投げかけられた。
もう一人の幼なじみだ。
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