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347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/12 2:37:34.90 ID:U3HjqQ5+0
>346続き
冷「見ていて飽きないよ」
冷の言葉には呆れが含まれていた。
しかし、これも付き合いの長い俺や熱だから分かることだ。
冷の表情や言葉には抑揚が殆ど無く、誤解されることが多い。
それゆえ、冷には俺たち以外との付き合いが無かったりする。
だが困ったことに、冷の外見には人を引きつけるだけの魅力がある。
その上で他人と距離を置くものだから、ミステリアスな雰囲気を絶えず醸し出している。
俺や熱は「冷を紹介してくれ」と何度頼まれたか分からないぐらいだ。
冷「男、今なにか失礼なことを考えていなかったか?」
男「気のせいだろ」
冷「ボクは君のことを愛しているというのに君の態度はいつもつれないな」
熱「そうだ!!私も冷も男のことが大好きなんだぞ!!愛しているんだあああああ!!!!」
……このように熱と冷の嗜好はよく似ている。
だが……
男「いつも言ってるが、熱はともかく…冷は勘弁してくれ……」
冷「なぜだ?」
男「だってお前男じゃねぇか!!」
熱「愛に性別は関係なぁぁぁいい!!!」
冷「熱の言うとおりだ。愛に性別は関係ない」
男「お前が言うな!!」
……俺の平穏って何処にあるんだろうな
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