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506:3/8 8/12 17:16:44.51 ID:YX+gozFl0
女視点
「階段駆け下りてるの見たわよ」
「あいつなら中庭の方に行ってたぜ」
「さっきグラウンドの方で見かけたよ」
走っているだけで情報が次々と耳に入ってくる。
それに従い彼を追っていると、一つの有力情報が入ってきた。
「今、体育館裏行ったみたいだよ」
迷うことなく、そこに向うことにした。昼休みは帯に短したすきに流し。
ご飯を食べるだけなら十分だけど、彼と甘いひとときを過ごすには短すぎる。
私はいつでも準備万端。勝負下着はいつもつけている。
初体験が体育館裏でも、彼とだったらオールオッケー!
「うぉりやァァァァァ!!!」
あふれた熱を叫び声に変え、にんじんを目の前にぶら下げられた馬のように、彼女は走っていく。
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