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170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/13 22:50:17.65 ID:YVO1WmMI0
男「なにやってるんだ。あいつは」
???「そこの方、あのお嬢さんの知り合いですかな?」
男「あなたは?」
???「ここで神主をしている者です」
男「彼女はここでなにを?」
神主「いやはや、それを訊きたいのは私の方です。
今朝の5時くらいからですかね。井戸の方で水の跳ねる音がして眼を覚ましたのです。
何かと思って行くと、このような光景がありました」
男「そんな時間からやっていたと?」
神主「さぁ、それよりもっと前かもしれませんね」
男「・・・・馬鹿な奴だ」
神主「そうですな。私も何度も止めようとしたのですが、
『私の想いは止められないだぁぁぁぁぁ!!』
と泣きながらおっしゃるものですから、どうにも対処に困ってしまって・・・
お、おやどちらへ?」
男「女・・・」
女「ん?おぉぉ!!、男ぉ!?」
男「お前、こんなとこで何やってるんだよ」
女「おお、もう風邪は治ったのか?」
男「ああ、とっくに治ってこの通りピンピンだ。だからこの馬鹿な行動はやめろ」
女「よ、よかったぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁ!!!111」
男「そうか、良かったな。だから」
女「さらばだっ!!」
男「お、おい!!待て!!」
女、土手の方まで逃げる。
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