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454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/14 21:55:31.18 ID:+Ku5eKiHO
>453続き
女が死んでから3日が過ぎた。
今まで俺のそばで叫んでいたヤツがいなくなって、急に静かになった。
いつものあの叫び声が無いと、こんなにも寂しいなんて想像できなかった。
どうしてあの時一人になりたいなんて思ったのだろうか。
あの時、委員会をサボって女と一緒に帰っていれば…俺は一人にはならなかったはずだ。
俺が聞いた女の最期の願いは叶わなかった。
どうして神はこんなにも残酷なんだろう。
俺は…俺からあの愛しい笑顔を奪った神を睨みつけるように、雲一つ無い青空を見上げた。
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