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456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 8/14 22:5:17.29 ID:+Ku5eKiHO
>454続き
俺は女の部屋にいた。
女の母の許可を得て、女の遺品を整理するためにやってきた。
綺麗に整頓された女の部屋をこれ以上整理するなんて考えられなかったが、やるしかない。
…ふと、女の机の上に乗っていた日記に目が止まる。
他人の日記を覗き見るなんてやっちゃいけないことだが、俺の手はそのノートを開いていた。
そこには、俺のことばかりが書いてあった。
3日に一度ポエムが入っていたりと、普段の女の姿からは想像できないほど乙女チックなものだった。
…俺の知らなかった女の一面。
…アイツがいなくなるまで気づいてやれなかったなんて…
俺が悲しみにくれていると、後ろから俺を叱る声が飛んできた。
「こら!!人の日記を見るなんて何を考えているんだ!!」
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