新10 1-
170:温泉4 8/16 16:23:19.80 ID:xbNBIH9C0
温泉からあがり、俺たちは部屋に戻る。既に大きな布団がひいてあった。
さっきは女に急かされながらだったので良く見ていなかったのだが、部屋は一般的な和室だ。しかし何か引っかかるものを感じた。
次の瞬間隣に女がいること、部屋にあるはずのない女の荷物があること、キーを一本しか借りてないことに気が付いた。
俺「何で御前がいるんだ」
女「何って・・・その・・・えと・・・」
女「あ、あの、お金が無くて部屋が一つしか借りれなかったというか・・・。」
嘘付け。どうせ最初から一部屋しか借りるつもりは無かったんだろう。
俺「ぐっ・・・。」
そう言われると反論のしようが無い。
その後俺たちは一緒にテレビを見たりトランプなんかをやっていたのだが、時計を見てもうそこそこの時間であることに気が付き、俺達は寝ることにした。

ir ver 1.0 beta2.2 (03/10/22)