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194:ドラゴンヒートクエスト 8/16 20:5:43.16 ID:IiYqupT/0
〜エピローグ・アリアハン〜
女「うぐ…えぐ…ぐす…」
男友「そんな…嘘だろ? あいつが死ぬなんて…た、性質の悪い冗談はやめろよ、な?」
女友「……事実よ、受け止めなさい」
男友「嘘だ…嘘だ嘘だ!! あいつがバラモスなんかに負けるか!! いつだって何にだって、あいつは負けたことなんか―――」
女友「いい加減になさい!! 一体誰が、一番つらい思いをしていると思ってるの!?」
女「…………」
男友「あ…」
〜教会〜
J( 'ー`)し「男…貴方は立派に、使命を果たしたのね…でも、どうしてかしら…あたし、ちっとも嬉しくないわ…」
王様「……俺の国の軍隊が不甲斐ないばかりに……サーセン…………」
男友「ちくしょう…俺が、遊び人になんかならないで、始めからマトモな職業で冒険してたら―――」
女友「よしなさい、男友。……男くん。貴方、クールぶってるのに全然後先を考えてないのね。貴方が居なくなったら、
世界は救われても誰が女ちゃんを救ってあげるの…?」
女「……」
女「……男」
女「……わたし、お前になんて言っていいか、わからないよ…」
女友「……女ちゃん」
女「ごめんなさい、って言えばいいのかな? ありがとう、って言えばいいのかな?
でも、どれも全然しっくりこなくって…」
男友「…」
J( 'ー`)し「……」
女「助けてよ、男ぉ…わたし、あなたがいないと、なにしたらいいかもわからないよぉ……」
全員「……」
???「まったく、ホントに世話の掛かるヤツだな」
女「―――え?」

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