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289:◇+uwaaUcr0 8/17 1:16:34.21 ID:jatCg76A0
男と女は目を疑った。
ドアの向こうから光と共に立っているのは、教頭だったのだ。
教頭「…人、最も大切なモノを守るために戦う。
全ての人類が持つ、美しきモノ。
最も崇高なる意志、魂、行為…」
教頭は、ゆっくりと部屋の中に入ってくる。
教頭「人、それを『愛』という!!」
子分A「テメエ、何もんだ!!!」
教頭「貴様等に名乗る名前は無い!!!」
教頭は子分Aにスッと近づく。
それは、電光石火の一撃であった。
教頭の右ストレートが子分Aの顔面、胸、腹部、急所を正確にかつ高速で捉えたのだ。
子分B「ひ、ひぃ!?」
子分C「な、なんなんだ!?」
教頭はゆっくりと他の子分の方を見る。
教頭「僕の大切な男キュンをこんなに傷つけた罪…万死に値するよァッー!!」
教頭、子分の方へ走る。
子分B/C「うわああああ!!??」
(ドカ!バキ!)
男と女はぽかーんとその様子を見ている。
男友「無事だったかい?」
男「男友、どうして?」
男友「いや、な。お前を見失って、うろうろしてたら教頭がやって来てさ…学校は?って聞かれたから事情を説明したら、『男キュンが危ない!』何て言ってここまできてやんのwwwwww
おれは何もしていないのが残念」
男「そう、か」
男、安心したのか、意識を失い横に倒れた。
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