前 次 新10 1- 板 書
495:1/3 8/17 21:6:55.22 ID:rLKK16Qr0
とある時代
若武者「姫ぇぇぇぇ!!!姫ぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
姫「騒ぐでない。わらわはここにおる」
若武者「敵の軍勢が、今そこへと迫ってきております!!
早急にこの場から去った方がよろしいかとぉぉぉ!!!」
姫「そなたは?もちろんわらわに付いてくるのじゃろう?」
若武者「いえ、私めはここで敵軍勢を足止めさせなければなりませぬ!!」
姫「若武者・・・ならばわらわもここに留まる」
若武者「ひ、姫?!それはなりませぬ!!」
姫「わらわはそなたのいない世などいらぬ」
若武者「ひ、姫・・・」
姫「のう、若武者。わらわはそなたが好きじゃ。これが最後かもしれぬ。わらわに接吻をしてくれぬか?」
若武者「な、なりませぬ!私のような身分の者が姫のお身体には触れられませぬ!!」
姫「ここには、おぬしとわらわしかおらぬ。どうか・・・わらわの最後の頼みじゃ。のう、よかろう?」
若武者「・・・・それでは、失礼をば・・・」
姫が、若武者に寄り添う。二人は自然と抱き合う。
前 次 書
ir ver 1.0 beta2.2 (03/10/22)