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319:Take on me 〜8〜 8/20 0:5:50.89 ID:qZ+zvyw90
父「どうした?女。お客人の前で、そのような態度は取るべきではないぞ」
女「・・・すみません、お父様」
友人「いえ、いいんです。昼にあったのと打って変わって、まるで別人のようだ。
それがまた、あなたの魅力にも思えてきます」
父「これはこれは、また友人殿は巧い事を言いますわい。わっはっはっ」
女友「本日のデザートでございます」
女「デザート・・・ということは、もう料理はないのだな?」
女友「え?あ、はい」
女「ということは、男もやってくるということだな?!」
女友「・・・・・」
女友は、口をきつく一文字に締めた。
女「女友?どうした?なぜそのような顔をする?男はここに来るんでしょ?」
父「こ、こら。さっきから、男、男と。友人殿の前で失礼ではないか!!」
友人「いえ、構いません。それより僕も、女お嬢が夢中になっている男という方を見てみたくなりました」
父「む、夢中なんてとんでもない!あれは、ただの言葉のアヤでございまして・・・」
友人「父殿、少し、黙っていてはくれないか?」
女「お、おい!男はどこにいるって聞いてるんだ!女友!!」
女友「・・・旦那様、申し訳ございません。男は・・・今頃、バス停の前にいるかと思われます」
女「ど、どういうことだぁ!!」
女の怒声が鳴り響き、女友も身体がびくりと揺れた。
父「女!大声を出すなと言ったはずだ!!」

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