新10 1-
322:Take on me 〜10〜 8/20 0:6:06.79 ID:qZ+zvyw90
女は膝元にあるドレスを破り、膝丈まで見えるようにした。
女「よぉぉしぃぃ!!!」
女は再び走り出した。しかし思いの他、距離があった。
また疲れて両膝に手を付いた。
女「お、男ぉ、男ぉ・・・う、うぇっ・・うっ」
たまらず嗚咽を漏らした。
その時、どこから背後の方からエンジン音が聞こえた。
女「・・お父様かしら・・」
ヘッドライトに照らされ、女は眩しく眼を閉じた。
女友「良かった・・・まだここにいたのですね」
女「お、女友!!」
運転席には、女友がいた。
女「ど、どうしたのだ?まさか、父から連れ戻すように言われたのか?」
女友「・・・いいえ、その逆です。男とお嬢様が会えるよう、間に合わせてくれと仰せ付かって参りました」
女「お、お父様が?」
女友「そんなことより今はバス停の前まで急ぎましょう!」

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