新10 1-
603:先輩 3 8/21 0:4:52.18 ID:cyTQCgE80
>506の続きを流れ無視で投下
男「先輩…ねえ」
男は昨日、先輩に返し損ねたハンカチを見ながら呟いた。
授業中にも関わらず、男はそのハンカチを見つめたままぼーっとしている。
先生「次の問題はー・・・男」
男「(ボーッ)」
先生「男!」
男「(はっ)あ…はい」
男は不意をつかれ、驚きの表情を浮かべて立ち上がった。
黒板に書かれてる文字が何を表しているのか、授業を聞いていなかったためまったく分からなかった。
男「…」
先生「どうした?」
男「すいません、せんs(ガラガラ!!!)
女「答えはラ行変格活用だあああああああああああああ!!!」
クラスに、エプロン姿の女が不意に入ってきた。
(・・・・)
先生「…女子は家庭科か、この登場は久しぶりだな。
それはともかく、廊下に立ってろ。な?」
男「…(T T)」
(キーンコーンカーンコーン)
女「男おおおおおおお!!!一緒にご飯食べよおおおおおお!!」
男「またかよ」
スッと隣に人影が見える。
男「おい…俺は学食にい
先輩「あら、それは残念ね」
男「!?」
男は前を見る。女のそばに、先輩が立っているのに気が付いた。


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