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90:My Fair Lady 〜10〜 8/18 22:15:09.78 ID:Nm6GpTvx0
男は、その言葉を聞いて腰を浮かした。
男「・・・それは、本当か?」
女「本当も何も、あの女性本人から聞いたから間違いないぃぃぃぃ!!!」
男「あのばっかやろう!」
男は急いで女の部屋から出て行った。
女「あ・・・」
女は、もう二度と男と会えないような気がした。
昨日までの、楽しい日常に戻れないような気がした。
女は自然と立ち上がっていた。身体は浮いたように軽い。今なら空でも飛べそうだ。
本当に飛んでみようかと一瞬思ったが、すぐにその考えをやめ、寝巻きのまま外へ出た。
幸いにも両親はこの時間、買い物でいなかった。
男は姉の部屋のドアを強く叩いた。
男「姉さん!姉さん!!」
だが、誰もいる気配はなかった。
男「くそっ!!」
男は舌打ちした後、自分はどれほど取り乱していたかを感じた。
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