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207:8/11 8/28 20:55:45.14 ID:FLNUqFLa0
男「で、どうした?こういう時」
母「・・・わたしもね、お父さんとあなたみたいな関係だったの」
男「あ、そうだ親父殿は?別の地区に住んでんのか?」
母「人の話を聞きなさい」
男「失礼した詫びの言葉も無い」
母「どっちかって言うとお父さんが女ちゃんのほうだったんだけどね。毎日飽きれ返るほど私に告白してきてね・・・」
男「で、母上はどうしたんだよ」
母「男ちゃん、愛に公式なんて無いのよ。枠なんて存在しない。」
男「何?」
母「あなたはこれからまだ何年も生きる。生きている間に結論を自分で出すの。
そうして生きているうちに信頼できて愛す事のできる寄り添う人を見つけて、一緒になる。
お互いに隠し事も無く、一緒にいて楽しい人。あなたにとってそれはあの子。
あなたが生きている間にやらなければならない事は、それ。」
男「・・・」
母「分かったならそろそろ帰りなさいな、もう地上では1週間くらい立ってるのよ」
男「嘘ォ!!何その時空!!やばいじゃん!!俺帰るわ!!色々とありがとうな母上!!親父殿によろしく!!」
母「死ぬまでもう来るんじゃないわよ!!」
男「いやまて帰れるかどうかすら疑問だわ!!でもなんとかするわ!!じゃあ!!!」
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