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125:Lost Memory 二話 8/30 17:4:19.63 ID:4iECGVkU0
in病院
女「・・・」
男「・・・」
医者が言うには別に外傷がないということだから目を覚ますのを待つだけか。
俺がおいて行かなければこうはならなかったかもしれない。
ん、何で俺はこんなことを考えているんだ?
男「・・・ッ」
男友「男。お前が気にすることではないだろ?」
女友「偶然だよ偶然。ねっ?」
男「ああ、そうだn
女「う〜ん。−むくり−」
男「女。気がついたか」
男女友「じゃぁ、後は二人きりd
女「あの〜、誰ですか?」
男・男友「えっ?」
女友「あんたが好きな男だよ?わかんないの?」
女「コク。それに貴方達も。」
in男の家
あの後、医者の診断を聞いた。
それによると女は記憶喪失らしい。
ただし、日常生活に支障はないそうだ。
だから、学校に通うことはできるという。
しかし、自分を含め関わりのある人間の記憶だけがない。
自然に記憶が戻るのを待つしかないようである。
女友が明日から面倒を見るからその点は心配ないだろうし、学校にも連絡済だ。
どうやら、自分が叫んでいることも覚えていないようである。
明日からは静かですむかもしれない。
だが、このもやもや感はなんだろう?
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