新10 1-
313:保守(3) 8/31 5:15:42.55 ID:T8/otHcN0
他愛の無い話、俺にはあまり興味の無い話だ。ドラマとかバラエティ、アニメ番組の話が始まる。いつも通り。
ただ、アニメの話はやめてくれ。もう子供じゃないんだから。
そんなことを思ってると、いつもの角から、いつもと寸分違わない挙動、タイミング、表情で現れる人影。そして台詞。
「おはよう、みんな〜」
イントネーション、声量まで同じだからすごい。これらは気付いてないみたいだが。
「よう女友、聞いてよ、さっき女ちゃんが俺の顔の事…」
「あら、また絆創膏増えてない?男君にやって貰ったんだ?よかったね〜」
「へへへ…でも!絆創膏より、しっかり受け止めてくれたほうが嬉しいんだけどなぁ!?」
燃えるような瞳で俺を見ながら、火を吹くような声量で俺に向かって言ってくる。
はぁ、さっきのテレチラ見モードはどこへ行ったんだ。
「…腰から上が持って逝かれそうなんだよ、あの勢いだと」
「…ん?ってことは、ホントは受け止めたいってことだな!?そうなんだな!?」
「ふふ、点数は低いかもしれないけど、なかなか言うじゃない、男君」
「………」
しまった、俺としたことが、よりによって女友の前で…
いつも通りだ。幾分かは違うが、ほとんど似たようなもんだ。
でも俺はこの日常に満足してる。この日常こそ、俺の幸せなんだと。
失態を晒してるであろう俺自身の顔を上へ吊り上げると、そこには雲ひとつない青空があった。
なぜか、溜息を付く俺だった。
オチがまったくねぇwwww
とぅーびーこんてぃにゅー?今日の所は寝るお!


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