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468:薄幸少女 11 9/3 0:30:27.52 ID:584dvqB4O
女「でも逃げるってここ五階だぞ?大丈夫か?」
男「任せろ!秘密兵器、ローォプ!!」
俺はこういうこともあろうかと鞄の中にロープを忍ばせていた
女「流石男ッ!!それでこそ私が愛している男だっっっ!!よし脱出だ!!」
俺達は病棟の壁をロープを伝って降り、そして逃げ出した。
その次の日からは、見つかりにくい時間を見計らって、こっそりと侵入するようになった。
しかし薄幸は、どんどん体調が悪くなっているような思われた。
そしてある日言った
薄幸「女さん…私、幸せ者なんですね」
女「ん?」
薄幸「友達が、こんなに良いものだとは、思いませんでした…」
薄幸「私は今まで…友達と呼べる人なんて一人も居なかったから…」
女「薄幸…」

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