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470:薄幸少女 12 9/3 0:37:59.02 ID:584dvqB4O
薄幸「私…体が弱いせいで小さな頃親に捨てられて」
薄幸「…里親にも虐待されて、目玉を潰されたんです。」
女「…!」
薄幸「今は、唯一の身内である叔父のおかげで入院できていますが…叔父も滅多に見舞いに来なくなってしまって…」
薄幸「だから今まで、本当の幸せというものを感じたことが無かったんです。」
薄幸「でも、今は違う…今は私、自分が幸せだってはっきり言えます。女さんのお陰です…本当に、ありがとうございました。」
女によると、薄幸が自分の過去を語ったのは始めてのことらしい。
その日の薄幸からは、いつもと違う何かを感じた。
女「あ…もう時間か…」
薄幸「あの…もう少し居ていただけないでしょうか?」
女「む…う〜ん…私はまあ別にいいぞ」
男「俺もいいけど…そろそろ体温計りに看護婦が来るんじゃないか?」
薄幸「すぐ終わりますから、そうですね、ベッドの下にでも隠れてはいかがでしょう?」
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