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475:薄幸少女 14 9/3 1:4:57.02 ID:584dvqB4O
女「え?あれ…?」
男「居ない…?」
薄幸の病室はまたもぬけの殻になっていた。
男「あの、ちょっと…」
男はその辺りを歩いていた看護婦を捕まえた
男「ここに入院してたハズの患者さんは…」
看護婦「ああ、もしかしてあなた達が男君に女さん?」
看護婦「実は…ここの人は…」
看護婦の表情が急に暗くなった。
嫌な予感がした。
女「うそだ…」
−霊安室−
彼女はそこに横たわっていた。
女「うっ……っ、ぁ……薄幸っ……」
昨日の真夜中、突然発作が起こり、そのままあっという間に亡くなってしまったそうだ。
ただ、その間。ずっと俺と女の名を呼んでいたらしい。

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