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246:ピュアハート〜もしも女が…〜B 9/6 18:41:12.91 ID:zvDEAU9S0
(某所)
※「…で、一ヶ月前の遭遇事件は、なんだったのかね?」
ライオン頭の偉そうな男が頬杖を付き、前に立つ白衣を着た美しい女性に問う。
白衣「我々が以前から調査していた、『生物』です」
※「生物?原潜よりも大きな生物など、存在するのかね?」
白衣「こんな話をご存知ですか?実は地球の内部は空洞になっていてその中には地底人なるものが住んでいるという…」
※「!!??まさか君は、その地底人が、正体だというのかね!?」
白衣「…(アッケラカン)いえ、でまかせです。海底軍艦、ご存知ではないんですか?」
※「…」
白衣「…」
※「君、まじめにしたまえよ」
白衣「すいません、自粛します。ですが、状況は似たようなものです。
正体についてはほぼ謎。存在は人類が海に潜るようになって何度も確認はされているのに、です」
※「鯨か何かの一種かね?」
白衣「であればいいのですがね」
※「!!!き、君達の機関にどれだけの金をかけてると思うのかね!!結局何も分かっていないとは!!」
白衣「…ひとつだけ分かっている事があります」
女性はニコッと微笑みを浮かべる。
白衣「彼らを再び確認した時、それは、戦いが始まる時です。
そしてその舞台は…ここです」
女性は親指を立て、それを真下に向けた。まるで、相手を挑発するかのように。


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