新10 1-
333:すべての夜とすべての朝にタンバリンを鳴らすのだ 〜10〜 9/6 23:4:29.78 ID:6aPmNYtu0
女(む?誰だ?)
女が教室のドアの方を見ると、そこには男が立っていた。
男「お、おーっす・・・」
女「なんだ?」
男「えーっと、そうだな・・・その・・・」
女「シャキッとせんかぁ!!」
男「うっ・・・あ、あのよ!昼のお弁当、ありがとう。ご馳走様」
女「・・・なんだ、そんな事か」
男「うん。さっき男友が『お前お弁当のお礼言ってないから言って来い』って言われて・・・」
女「・・・どこまで・・・」
男「ん?どうした?」
女「どこまでお前は私を怒らせてくれる?」
男「え?」
女「そんな事も他人に言われないとお前は私にお礼の一つも言いに来れないのかっ!!
お前は何か?あれか?指示待ち人間か?!誰かに何かを言われないと何もできないのかッ?!」
男「そ、そんな言い方はないだろ!」
女「ええい!!うるさいッ!!私は帰るッ!!」
男「じゃ、じゃあ俺も帰るッ!!」

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