新10 1-
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九月三日。夏休みの本当の最終日とあって、まだ午前中だというのに遊園地は大混雑だった。
女「人がゴミのようd 男「うるさい」
女の早速の暴走を颯爽とツッコんだ男は、女のあるところに気が付いた。
男「お前、目の下。クマが出来てる」
女「あ、こ、これはだな!!! ワクワクしすぎて寝られなかったんだあああ!!!」
男「お前はどこの小学生だ」
女「男おおおお!!! 早く行くぞおおおおお!!!」
男があきれ返る間も無く、女は手を引っ張って園内へと向かった。
女「今日は人が多いな!!!」
男「まあ考えてる事はみんな一緒って事だな」
女「ってことは私と男も、考えている事は一緒d 男「それは違う」
女「(´・ω・`)」
男「で、まずはどこに行くんだ?」
女「お、おう!!! あれだ!!!」
女が指差した先は、メリーゴーランドが。
女「私が馬車に乗って、後ろから男扮する王子様が白馬に乗って追いかけてきてくれる!!!
そして私たち二人の愛はさらに深まり・・・、って、男おおおお!!!?どこだあああ!!!?」
五分後、女が迷子というアナウンスが園内に響き渡った。

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